Goisgod Sechs｜新年のごあいさつ

　　　2012年の新春を迎え、皆さまにはますますご隆盛のことと拝察いたします。
　　　また、旧年中は多大なるご支援ご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

　　　さて、あらためて申し上げるまでもありませんが、昨年度は我が国を未曽有の大震災が襲い、
　　　決して穏やかな一年とは申し上げることのできない年でありました。
　　　当社もこの影響を受け、多数の損失の処理や事業再生のお手伝いに追われることとなりました。
　　　一方で世界に目を転じますと、欧州の経済不安に端を発する世界的な経済情勢の悪化など、
　　　懸念される材料ばかりが私たちを取り巻いているかのように思えます。
　　　しかしながら、私たちには依然、綿密な調査網と迅速な行動体系という強力な武器が存在します。
　　　この強みを十分に生かし切ることで、高いパフォーマンスの実現は十分なしとげられるものと考えております。

　　　当社も2004年の創業から8年目を迎えることとなりました。
　　　思い起こしますと、私が事業を興した当時はすでに市場は十分に成熟しており、業界に新規参入の余地はほとんどなく、
　　　低コストのみを武器とした会社同士による消耗戦の様相を呈しているものと考えられていました。
　　　ですから、私が東京・駒場の小さなアパートの一室で事業を始めた時は、周囲の誰もが「え、何それは…」と
　　　ドン引きしたことも、至極当然の反応であったといえるでしょう。
　　　確かに、創業当時はわずかな資金繰りにも追われ、友人と交代で時給850円のアルバイトに出たこともありました。
　　　アルバイトの帰りに缶ビールを買ってきてもらい、狭い部屋でささやかながらも一日の疲れを癒そうとした日のことを思い出します。

　　　しかしながら、私には「ホモ経済圏の確立」という確かな成長ビジョンがあり、それを一つ一つ実現する努力を重ねました。
　　　幸い、このビジョンを深く理解し、ともに働いてくれる同僚がいてくれたこともあり、私たちは一定の成功をおさめました。
　　　そうは申し上げても時代の移り変わりは激しいものです。
　　　おそらく、このままの方針を漫然と維持していけば当社は後追いの会社にシェアを奪われることは間違いないでしょう。
　　　ですから、その前に新たな事業を生み出しそれを育てる、どこよりも先を行く会社であり続けなくてはなりません。

　　　そしてお客様の利益を最大化し、ともに喜びを分かち合うためにも、一同より一層の工夫を凝らし業務に邁進する所存ですので、
　　　本年も引き続き、ご支援ご鞭撻のほど、ハイ、ヨロシクゥ！
　　　最後になりましたが、辰の年の皆様のご多幸をお祈りして、新年のご挨拶とさせていただきます。

　　　平成24年　元旦
　　　ゴーイズゴッド・セックス・ホールディングス株式会社　代表取締役社長　　